返済能力の把握
金融機関から企業に融資を受ける際に、知っておかなければならない事は、自社の返済能力です。
「いくら融資してくれるのか」「資金繰りにいくら必要なのか」ではなく、「自社の返済能力はいくらなのか」を把握し、それに応じた融資額が返済可能な融資額となります。
返済能力に応じた融資額を設定することが、融資を受ける際に重要な要素となりますので、これについて必ず把握しておきましょう。借入能力は決算書から算出することができ「税引き後利益」に「減価償却額」を加えた金額となります。
借入金の水準を把握する2つのポイント
借入金の水準を把握するポイントとして「有利子負債対キャッシュフロー倍率」と、「借入依存度」があります。
- 有利子負債対キャッシュフロー倍率
- 有利子負債とは、その名の通り「金利のついている借入」を示し、キャッシュフローは、「一年間に返済へ回せる金額」です。
「有利子負債対キャッシュフロー倍率」は、「1年間の返済能力の何倍の借入があるのか」を示します。
中小企業の場合、この倍率が15倍~20倍でないと、新規融資は難しいのが現状です。 - 借入依存度
- 借入依存度とは、「総資本(資本と負債を合計した金額)」に対する「借入金額(長期借入金、割引手形の合計額)」の割合です。
この割合が50%以下であることが、融資が可能かどうかの一つの目安となります。
上記のようなポイントを理解し、自社の借入能力がいくらなのかを常に把握しておくことが、融資戦略の上で重要なウェイトを占めることになります。
LastUpdate:2012-02-09 11:52:34
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